体の老い

趣味を楽しむ、仕事をする、食事をする、果ては呼吸をする。
これらの人間として当たり前のように享受出来ている我々人間の日々の営みを支えてくれている絶対的な基盤は何か。
それは健康です。
しかしその健康は日々の生活で簡単に乱されます。
天気、気温、気圧、湿度、口にする飲食物や日々の仕事においてかかる肉体的、精神的ストレスの度合いや量など挙げればキリがありません。
人間はバランスの生き物です。
自分では気付かぬうちに体や心に無理をかけ続け、初めて身体に痛みや違和感などの自覚症状を訴える様になれば必ず何かバランスが乱れている状態です。
そしてこの乱れの根本的な解決を怠りその場限りの対処療法だけを続けていけば身体の錆び付きは促進され続け、老化のペースが早まります。
人間生きていれば必ず最後があり、その人生の最期に向かい必ず日々老います。
それを早める生き方を続けて老後に後悔する未来か、老後に仕事を一区切りし、やりたい事を謳歌出来る未来に近づけるかの鍵はまさに今の貴方の日々の身体に対する向き合い方です。
今の日本は医療大国。
少し風邪を引いてもかかりつけ医に何とかしてもらいたい、持病があって当たり前の様な病人としての健康有りきな方が増えているなと感じます。(私自身過去に病院勤務をしていた為)
膨れ上がる医療費、確かに安価で気軽に受けたい時に受けれる医療は大切ですが、それと並行して病気にならない身体作りを普段から行う様な予防の医療も等しく必要だと私は考えます。
少しでも健康的に人生を謳歌し、自分の事を自分で出来る様に老後を迎えたいと思う方がこれから増えていって欲しいと切に願います。
そうなれば、日本はとても医療が発達し、整っている素晴らしい国ですから、とっくに風邪ばかりに怯えないで生きていける社会になると私は信じます。

姿整改革の匠 まる和